女の子にムトゥのプレゼンをする会
桃鉄ナイトで1回会っているのだが、まんざらではなさそうな二人をくっつけようという会。
ムトゥは遊びのお誘いメールを送っても全く反応が無いのだが、合コンのお誘いメールには光の速さでレスを返す、とても分かりやすいヤツだ。
ぼくらの間では『妖怪したすい』(東北では『妖怪べろすい』とも言う)の異名を持つ。舌を吸わせたら右に出るものがいないのだ。
そして今回のプレゼン相手は、BUMP OF CHICKEN を心の底から愛しているという女の子。
バンプの話になると頬が紅潮し、声を1オクターブ上にピッチシフトする。
ROCK IN JAPAN で彼らのサインを見つけると、見るだけでは満タンにならず、サインのスメルを嗅ぎ、マーキー臭を体内に充填させたという。
去年のベストアクトは? と問われれば、ROCK IN JAPAN を早めに切り上げ途中で帰ると、サービスエリアで偶然バンプに遭遇したのがマイベストアクトだ、と満天の笑顔で答えた。
人には愛し方がいろいろあるものだ。

プレゼンする会だから何が何でもプレゼンをしないといけない。
元同僚なのにムトゥの本名とか年齢とか知らないし、胸を張って言えるのは舌吸いエピソードくらいなもんで。
なので、隣の村まで血清を取りに裸足で飛び出したとか、腹を空かせた子犬に肉まんをあげていたとか、派遣村に炊き出しに行ったとか、チョコレート工場をもっているとか、猪木にタバスコを教えたのは実はムトゥだったとか、実はバンプのダンデライオンはムトゥの事を書いた曲だとか、主語を変えれば誰にでも使えるプレゼンを皆でしといた。
トイレに呼び出して、「で、ぶっちゃけどうなのよ?」ということもやりたかったのでやっといた。

その後、プリクラを撮ろうじゃないかという話になり、みんなのショットのあと、じゃあ二人っきりで撮らなきゃねっつーことでツーショット。
カーテンの向こうで肩を寄せ合いプリクラに愛を書き込むバンパーとダンデライオンを置いて、僕らは去った。
オレがオレがじゃなくてきちんと友達をプレゼンできるなんて、ぼくらも大人になれているんだな、と成長を確認し、分かち合い、満足して駅へ向かった。
これに味を占めたぼくらは、次のターゲットを探しています。
